September 2.2021
次のウェア新作をご紹介出来るまでもう少し。家で過ごす時間が否応なしに増えているので、今どんな過ごし方をしているか少しお話しします。ずっと思ってたけれどなかなか時間を費やせなかったギターの練習を始めました。正確には10年程前に独学で練習した時期もあったのですが、弦を押さえコードやタブラチュア譜(五線譜を用いず運指や操作の仕方などを記号で示したもの)に沿ってゆっくりゆっくり弾いてみたり…難しくて上手くいかない事だらけ。手が小さいから無理!といつしかギターはベッドの下で長い眠りについていたのです。上手いかどうかは別として歌うことが好きな私は時々気の知れた友人たちとカラオケで盛り上がったりして楽しい時間を過ごすことがありました。残念ながら今はそんな時間も持てません。ベットの下からギターケースを取り出し蓋を開けたのはそんな淋しさからか?その昔頂いた1935年生まれのGibsonギター。少しお金をかけてメンテナンスに出し美しい音を奏でます。ある程度の基礎がないと先に進めないと自らを課し、月に一度ギターの個人レッスンにも通い始めました。歳を重ねるにつれ勉強することが増えていくのは物事への興味が尽きないとも言えるし、個人の探求から学ぶことはペースが許され、競争も取り残されることもない愉しみに変わります。これからは急ぐことなくゆっくり進むことが大切と深く考えるようになりました。そうすることで広く全体を見て感じ取ることができるし不思議と物事や考えがどれも繋がっていることに気づきます。1曲、2曲とコードを押さえながら歌える曲も少しずつ増えてきました。隣近所から苦情が来ないことを祈ります…笑
早く日常が戻り皆で歌ったり笑い合える日が来ると良いですね。
1935年生まれのGibson ”A Salty Dog Rag”(タブラチュア譜面)
この他、大瀧詠一や大貫妙子などの単純なコード進行の曲を練習中。